下肢静脈瘤とは、足の血管が膨れて瘤(コブ)のようになる病気です。
治療しなくても健康を損なうことはありません。
しかし、自然治癒しない病気で症状が重くなるにつれ
・足の血管に瘤が目立つようになる
・足のむくみ
・足のだるさ
などの症状が日常的に起こるようになり、患者さんを苦しめます。
重症になると・・・
・湿疹
・皮膚に潰瘍(皮膚が破れるような症状・出血)
を起こすことがあります。
このような症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
レーザー光を照射して治療を行います。
従来の注射で行う硬化療法や糸を用いた高位結紮術よりお身体への影響を少なくした治療法です。
術後は、しばらくお部屋で安静にして頂きお帰りいただきます。※1泊入院もできます
●レーザー治療のメリット
・出血が少ない治療法です。
・体への負担が少なく、再発率も低いので、安心して治療を受けることができます。
・手術時につく傷が小さく、ほとんど目立ちません。
●レーザー治療のデメリット
・一時的に痛み、つっぱり感、皮下出血などが起こることがあります。
①まずは、当院循環器内科 石橋医師の外来を受診してご相談ください。⇒石橋医師の外来スケジュールはこちら
②下肢(足)の超音波エコー検査を行います。
③治療の必要な場合は、石橋医師より治療の説明をさせていただきます。
説明後、手術日を予約していただきます。
④その後、手術後に血管内に血の塊(血栓)ができるのを防ぐ弾性ストッキングを購入していただきます。
⑤予約日を調整致します。予約の調整ができ次第、看護師より連絡させていただきます。
⑥予約日に来院していただき、手術(レーザー治療)を行います。
その後、しばらくお部屋にて安静にしていただきお帰りいただきます。
※当院では1泊ご入院していただくことも可能です。
下肢静脈瘤の手術・入院治療は保険証が使えます。
検査内容や治療内容によって料金が変わりますので、詳しくは当院受付までお尋ねください。
弾性ストッキングは、手術後の血栓予防または手術部の保護、手術が終わってからの静脈瘤の再発防止のため着用していただきます。
費用は実費となります。
サイズはS~Lサイズがあり、金額は4,500円(税込)です。